一枚の架空スクープから、小説『RZ-7 ロータリーは、未来へ。』が生まれるまで①

Way of Life

『RZ-7 ロータリーは、未来へ。』という物語を、カクヨムで公開しました。

完成した今振り返ってみると、この物語の始まりは「小説を書こう」と思ったことではありません。

もっと軽くて、もっと遊びに近いものでした。

きっかけになったのは、一台の架空のクルマです。


始まりは、遊びで作ったスクープ記事

ある時、なんとなく未来のスポーツカーをイメージしてデザインしてみました。

白黒の幾何学模様に包まれた、開発中のテストカー。

ボディラインをカモフラージュで隠しながらも、低く構えたシルエットと、ロングノーズ・ショートデッキのプロポーションが見える。

出来上がった姿を見た時、自分でも少し驚きました。

「これ、かなり理想に近いな」

最初はその程度だったと思います。

せっかくなので、「わにポーのCAR娘図鑑 Spin-off」として、Xにスクープ記事のパロディを投稿しました。

スクープ!
某サーキットで目撃情報が届きました。

このカモフラージュ車両……一体なんだ?

海外のサーキットを、日本のテストナンバーを付けた謎の開発車が走っている。

もちろん完全な架空コンセプトです。

メーカーの公式情報でもなければ、本当にスクープしたわけでもありません。

ただのお遊びでした。

でも、この一枚から少しずつ話がおかしな方向――いや、面白い方向へ進み始めます。